水星って水はあるの?温度や大きさはどれくらい?地球から見えるの?水星の特徴をわかりやすく紹介!

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水星ってどういう惑星か知りたい
温度はどれくらい?水はあるの?
大きさはどのくらいだろうか?
地球から水星は見えるの?

このような疑問をお持ちの方におすすめの記事です。

私も息子が宇宙が大好きで夜空を見上げては惑星や星を確認しては調べる!を繰り返しています。

いまではすっかり親子で宇宙の魅力にとりつかれてしまいました。(笑)

子供から大人まで誰でもわかりやすいようにまとめましたので是非最後まで見ていってください。

太陽系惑星ってそれぞれまったく違う特徴があるのでそこを理解するだけでもとても楽しいです。

それでは早速いきましょう。

目次

水星について

水星の基本情報

直径4880km(地球の約0.4倍)
質量 3.301 ×1023 kg(地球の18分の1)
時点周期59日
公転周期88日
太陽からの距離平均5790km

水星は太陽系で最も軽く小さい惑星です。

地球型惑星とも呼ばれ地球型惑星は地球、水星、火星の3つ。

太陽系惑星の中では太陽に最も近い惑星となります。

水星ですが地球よりもかなり直径は小さいです。

地球の直径は1万2756kmなので0.4倍のサイズ。

小さくてなんだか可愛いですよね。

水星から地球までの距離は8210万~2億1710㎞

※距離は公転により変化します。

水星ですが大気がほとんどありません。

なので隕石などが直接当たってしますので表面が穴だらけとなっているのも水星の特徴です。

クレーターがいっぱいの水星の中で一番大きなクレーターはカロリス盆地。この一番巨大なこのクレーターは直径1550km。水星の直径の4分の1以上あります。これは38億年前に巨大な隕石の衝突でできたと考えられています。

水星の温度は?

水星ですが昼は430℃まで上がり、夜は-160℃まで下がります。

その差が約600℃ほどあり温度差の激しい惑星。

太陽系で一番温度差の激しい惑星でもあります。

水星と聞くとなんだか過ごしやすそうな感じしますがすごく熱いことがわかりますよね。

水星って水はあるの?

水星というくらいだから『水』はあるのかな?と気になっている方もいるかと思います。

水星ですが水や氷はある部分にだけ存在します。

通常水星は太陽が近くに気温がとても高いため水は蒸発してしまいます。しかし探査機メッセンジャーによって水があることが確認されました。水星の北極と南極に大量の氷と水が存在することがわかりました。ではなぜ『水』は蒸発しなかったのか?それは北極と南極のクレーター部分には太陽の光が届かずに永久に影の部分があるためです。これにより氷がとけずに存在できています。

ではその北極部分と南極部分のクレーター部分以外に氷があるかというと残念ながらありません。

水星と聞いて水が多くあると思っていた方は残念かと思います。

しかし太陽に最も近く昼には高温になる水星に水があることはとても神秘的なことだと私は思います。

水星を観測したメッセンジャーについて

先程でてきたメッセンジャーは探査機の名前です。水星探索ミッションとして2004年8月3日に打ちあげられ2011年3月18日から観測を開始。2015年に5月1日に水星表面に落下してミッション終了しました。

地球から水星は見えるの?

水星は地球から見えます。

しかし天文に詳しい人でない限り水星を見た!という方は少ないと思います。

水星は地球からとても見ずらい天体です。高度が低く見ることができる時期や時間も限られてしまいます。その理由は水星は太陽に最も近い惑星であり、水星より外側をまわる地球からはいつ見ても水星は太陽から離れないためです。


ではどのようにすれば水星は見れるのか?について説明していきたいと思います。

それは東方最大離角、西方最大離離角を迎えその日を狙えば水星を見る事ができます。

水星の東方最離角、西方最大離角は前後数日しかないのでご注意を。

最大離角とは内惑星(水星・金星)が太陽からもっとも離れて見えるときです。東側にあるときは東方最大離角といい、西側にあるときは西方最大離角といいます。

最大離角の他に水星を見る為の条件

  1. よく晴れた日(澄みきった空)
  2. 夕方の日没後一時間か明け方の日の出前の一時間を狙うこと
  3. 海や一級河川など建物がない場所

この条件がそろえば水星を見る事ができる確率が高くなります。

絶対に水星を見たい!という方は『水星 最大離角』『水星 いつ見れる』などGoogleで調べたり惑星アプリを使うなどして対応しましょう。

次の水星が最大東方離角になる日は2022年4月20日~5月7日。

4月29日が最も高度が一番高くなります。(東京と他の地域にあまり違いがないので4月29日夕方は本命かと)

高いといっても13度台なので他の天体と比べると低いのですが。

とても低い位置なので見る場合は建物などがない場所で見ると確実です。

海が近い方は海までいくと見れるはずです。

最新情報がわかり次第追記していきます。

まとめ 

今回は水星についての記事でした。

あまり水星って他の惑星と違い情報があまりないので天体ファンでもない限りあまり知られていないですよね。

水星を知っていくととても神秘的で魅力がたくさんの天体です。

水星の特徴 まとめ
  • 太陽系の中で最も軽く小さい惑星
  • 地球型惑星
  • 大気がほとんどない
  • 大気がないのでクレーターが多い
  • 太陽系で最も温度差が激しい惑星
  • 氷や水が北極、南極部分のある一部分のみある
  • 地球から水星は見ずらい天体
  • 地球から見て高度が低い
  • 水星が地球から一番見えるときは東方最大離角、西方最大離角を迎えたとき

特徴を簡単にまとめますとこんな感じです。

少しでも水星に興味を持っていただけたら嬉しいです。

それでは最後まで記事を見ていただきありがとうございました。

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