【選択のパラドックス】ブログ記事はおすすめ何選が良い?アンケートを行ない考察してみた。

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今回の記事は「選択のパラドックス」についてです。

選択のパラドックスを知ることでブログ記事を書くときに役立つかと思います。

この聞きなれない言葉「選択のパラドックス」ですがコロンビア大学ビジネススクールの教授「シーナ・アイエンガー」が著書「選択の化学」で説いています。

またブログ記事では「おすすめ何選」が人々は好きなのかアンケートしてみました。

アンケートをおこなった結果「おすすめ何選」が人気かもわかりました。

アンケートのその結果から分かった事と後半に私の考察を述べていきます。

最初に選択のパラドックスについて説明していきます。

それでは早速行きましょう。

目次

選択のパラドックス

「選択のパラドックス」とは選択肢が多いほど人々は幸福度を感じにくくなってしまうことです。

これまで選択肢が増えることで幸せになれると定説がありましたが異議を唱えたものですね。

そして実際に選択したものはその自分が思う期待値には届かないことも多く満足感を得られない事も起きます。

選択肢が多くなることで生まれる3つのデメリット

無力感が生まれる

まず日本人の場合は多くの選択肢を前にすると選べなくなる場合があります。

そして購入する意欲までなくなってしまう事があります。

よく洋服を購入すると意気込んでいざ行ってみると何も買えなかったなんて人もいるかと思います。

これは国民性などでも違いがあります。

日本人は集団主義ですので決められた選択肢を好む傾向があります。

欧米圏など個人を主張する国では選択肢が多くあってもストレスを感じないこともあるようです。

あくまでそういう傾向があるということで100%ではないのですが。

満足度が下がる

選択したことに疑問と後悔が生じる

選択肢が多くある場合、選ばなかった選択肢の良いところを想像してしまう事もあります。

「Aを購入したんだけど他にしとけば良かったな~」どという事がありますよね。

期待値が増えすぎてしまう

比較する対象が多いと満足度が得られない時もあります。

例えば何万種類のワイン専門店があったとします。

何万種類の選択肢があるのだから自分が気になるワインを1本必ず探して満足できる。

種類豊富なワインを見たあとは期待値が高くなりすぎてたとえ美味しいと思えるワインを選んで飲んだとしても満足感が得られない場合もあります。


人は選ぶことで必ずしも幸福度が増すということではないとわかりましたね。

あまりに多くの選択は脳へのストレスにも繋がります。

そして気が付かないうちに選択のパラドックスに陥ることもあります。

選択のパラドックスについて大体わかったかと思います。

そして次にシーナ・アイエンガーが「ジャムの法則」という有名な実験をしましたので簡単に説明していきますね。



「ジャムの法則」とは?

シーナ・アイエンガーが行ったジャムの法則という有名な実験を紹介します。

この行われた場所はスーパーマーケットです。

買い物に来たお客さんは実験している事は知りません。

  • 6種類のジャムを並べたテーブル
  • 24種類のジャムを並べたテーブル


この二つを用意しそれぞれのテーブルでジャムの試食と販売を行うとどうなるか?という実験をしました。

そして実験中は24種類のジャムのテーブルの方が試食している人達は盛り上がっていて楽しそうに見えたらしいです。


最終的にジャムを購入した割合ですが

  • 6種類のジャムを並べたテーブルでは30%のジャムを購入
  • 24種類のジャムを並べたテーブルでは3%のジャムを購入


結果ですが10倍の差がでました。


楽しくて盛り上がり情報が多い=購入する

ではないことがわかりましたね。


情報はなるべく多く入れたい。


しかし情報は脳の負担となって選択行動の妨げになることもあるようです。

人間の行動は不合理にできています。

おすすめ何選が好き?アンケート結果


ブログを書いている人はおすすめ何選が人気なのか気になっている方もいると思います。

私も何選が人気があるのか気になっていました。

ブログ記事ではおすすめ何選が人々は好きなのかアンケートしてみました。


アンケートをおこなった結果「おすすめ何選」が人気かもわかりました。


☟アンケート結果は下記の通りです。



アンケートに答えてくれた方に感謝いたします。

Twitter45人に答えていただいたものと一般人25人(私の知人、家族、会社の同僚)に聞いてみました。

合計70人に答えていただきました。

1位 3選
2位 5選
3位 7選
4位 10選

という結果になりました。

3選が一番人気でした。

一般人(ブログをしていない方)に聞いたところ様々な意見が聞けました。

  • 3選

 一番良い。
 厳選されている感じがする。
 物によっては値段が安いと全部購入したくなる。

  • 5選

 他より選ぶのが楽しい。
 5という数字が丁度良い。
 一番見てて楽しめる。

  • 7選

 ラッキーセブンが何となく良い。
 見るのは面白い。
 決めるとしたら7選までが丁度良い

  • 10選

 観光地とか言ってないところだと有難い。
 決めるとなると多すぎる。
 何をおすすめするかによる。
 いっぱい見れた方が楽しい。



アンケートからわかったことはジャムの法則と同じ選択で少ない方を好むという結果がわかりました。

ブログ記事はおすすめ何選が良いのか考察してみた


ブログ記事(アフィリエイトの収益記事)は何選が良いのか考察してみました。

日本人は選択を絞る傾向があることが今回のアンケートでわかりました。


ジャムの法則は本当なのか実際にアンケートしてみて良かったと思います。


アフィリエイトの収益記事で商品を購入してもらうには読者の事を考え選択のパラドックスに陥る事がないよう記事を作ることも必要になってくるのではないでしょうか。

読み手がストレスにならないようにしながら離脱しないようにはどうするかを考える必要があるようです。


その記事に合わせて記事を書いていく事も大切だと思います。


もしも【おすすめ何選?】に迷った際はおすすめ3選か5選から試してみても良いかもしれません。

それでも迷ってしまう場合は選択を3択にすれば良いです。


松竹梅の法則というものを取り入れると便利です。

選択肢を3つ用意するとその真ん中が最も選ばれやすくなるという心理作用です。

  • 松 20000円
  • 竹 10000円
  • 梅 7000円


ここでポイントですが竹と梅の価格を離しすぎないことです。

あとは価格表示も重要になってくるかと思います。

私の記事ですがこの松竹梅の法則を取り入れてみました。


おすすめ3選ではないのですが下記の2つを参考にて取り入れました。

  • 一番高い価格を一番上に持っていくこと
  • 一番安い価格を下に持っていくこと

有難いことに購入してくれる方もいます。

もちろんこれ以外の要素も重要ですが迷っている方に対して金額の差異が明確にわかると購入の後押しになることはあります。



補足ですが松竹梅の法則は選択肢が4つを超えると「選ばない」という選択をとる可能性が一気に高まるそうです。私の記事は5選が多いので3選に絞った記事も試していきたいと思います。




しかし私が思うに選択が多くてもパラドックスに読者が陥らないケースもあるかと思います。


「自分が本当に好きなものや興味があるもの」


これは選択が多くても場合によっては大丈夫ですよね。

その場合は選択が多くてもストレスにはなりにくいのかなとも感じています。

なので私が思うに時と場合によってブログ記事(アフィリエイトの収益記事)を使い分ければ良いという結論に至りました。

選択のパラドックスを理解することでブログを書く上でプラスの力になるかと思います。


うまく選択のパラドックスを回避して、ユーザーの購入率が上がればいいですね。


まとめ 選択のパラドックスを理解することでブログ記事に生すことができる

選択のパラドックスを理解することでブログ記事に生かせることがわかりましたね。

今回選択のパラドックスを知らない方にも知っていただけたと思います。

ブログ記事に生かされるだけではなく生活していく上で「選択」は欠かせません。

よりよい選択を心がけていきたいですね。




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